9月の秋野菜の定植・種まきに、農薬を使わない虫よけ対策として寒冷紗(かんれいしゃ)を初めて設置しました。
実際に準備から設置してみての、気づきや、こうした方が良いなと!思う寒冷紗の使い方について記載します。
この記事が、これから寒冷紗(かんれいしゃ)購入を考えている人に、役立てば幸いです。

 

①寒冷紗編

寒冷紗(かんれいしゃ)とは?

寒冷紗(かんれいしゃ)とは、目が細かい網目状の布です。
秋から~春にかけて、畑で見かける出入り口の無いトンネルのような物です。
上記の写真のようにトンネル状で覆うことで、虫に食べられてしまうことを防ぎます。

 

虫食いを防ぐことが出来るので、農薬を使わないでも野菜を育てる事が出来ます。

 

虫よけだけではない!寒冷紗(かんれいしゃ)の効果

虫よけが、今回私の寒冷紗(かんれいしゃ)購入の一番の目的でした。
私は、外で育てる露地栽培をしております。
種から芽が出たばかりの野菜や、芽が出て30~40日後の野菜を畑で育てる予定です。

 

9月からはバッタや、コオロギなどの活動が盛んになります。
その虫たちが、芽が出たばかりの野菜や、芽が出て30~40日後の野菜を食べてしまうと聞いたたためです。

 

 

調べていくなかで、寒冷紗(かんれいしゃ)は日よけ、保温・霜よけ効果もあるこをが分かりました。
しかし、種類によって効果が変わります。

 

家庭菜園では白がおすすめ!

以下の4種類の物が、ホームセンターの寒冷紗(かんれいしゃ)コーナーに行くと売っていました。

①色が白。
②色が黒。
③虫よけネット。
④不織布(ふしょくふ)。

それぞれの使い分けと特徴は、以下の通りです。

 
 

①色が白

・虫よけ、日よけ、保温・霜よけの、すべての目的に使える。
・成長を外から見られる。

 

②色が黒

・黒い色で、夏の強い日差しから野菜を守る。
・暑さから守るという意味では〇。
・夏~秋用。
・虫よけ、日よけの目的に使える。
・成長を外から見られる。

 

③虫よけネット

・虫よけの目的に使える。
・風通しがよい。

 

④不織布(ふしょくふ)

・耐久性には少し難があり、寒冷紗に比べて破れやすい。
・保温、虫除けの目的に使える。
・ 水やりには、 外した方が良い。

 

 

白、黒、虫よけネットは、ネットを外さなくても水やりには問題ないようです。

 

一種類しか、寒冷紗というのはないと思っていました。
ホームセンターに行った際に、迷った末に夏~秋用と書かれた色が黒の物を購入しました。
しかし、黒だと虫よけ・日よけのみの目的になるので、使う時期が限定されます。

 

一方、色が白のは、虫よけ・日よけ・保温・霜よけと年中使うことが出来ます。

 

黒を購入してしまうと、保温・霜よけ用に白を購入する必要が出てきます。
私は団地住まいなので、保管スペースが限られてきます。
結果、家庭菜園なら白!と、購入の手間・保管スペースを考えた場合は良いと思いました。

 

 

おぉ、簡単!サイズ選びはこの計算式!

サイズは、幅と長さを選ぶ事になります。
以下の計算式で試した結果、ちょうどよく設置することが出来ました。

 

◎幅

「設置する支柱の長さ-30cm」

 

例えば、210cmの支柱の場合、210cm-30cm=180cmです。
理由としては、支柱の両端は20cmずつ地面に埋めて使用します。

 

ここまでですと、210cm-(20cm×2)=170cmになります。
さらに、寒冷紗が風で飛ばないようUピンなどで固定します。
固定のために、両端に5cmずつ必要になります。

 

結果、170cm+(5cm×2)=180cmとなります。

 

 

◎長さ

 

「畑の畝の長さ+(畝の幅×2)程度」

 

例えば、畝の長さ3m、幅1mとします。
その場合は、3m+(1m×2)=5mとなります。

 

この計算式の根拠は、いまいち分かりませんでした。
しかし、実際に試したところ、ちょうどよく設置することが出来ました。

 

 

②支柱編

支柱はFRPを!

寒冷紗(かんれいしゃ)で畝を覆うには、支柱の設置も必要になります。
トンネル支柱とFRP支柱の2種類があります。
結論としては、FRP支柱がおすすめです。

 

以下、簡単に特徴をご説明します。

 

◎トンネル支柱

U字になっているため、 収納に場所が必要。
・しっかりしていて丈夫なため、安心感有り。
・金属性のため、錆びる可能性有り。

 

丈夫さが、一番の特徴です。
雪が積もるところでは、こちらの使用が良さそうです。

 

◎FRP支柱

基本はまっすぐの状態なので、収納しやすい。
・金属でないので、錆びる心配がない。
・トンネル支柱ほど丈夫ではない。
・バネ性で、折曲げが可能。

 

長さ210cm、直径5.5mm の物を使用して、雪でつぶれたという記事もありました。
一般的には、「樹脂ポール」や「ダンポール」という名称で販売されているようです。
私が購入したのも、「ダンポール」と記載されていました。

 

購入の際は高さ・幅・太さをポイントに!

高さ・幅・太さの3つがポイントです。
以下、簡単にご説明します。

 

◎高さ

・成長した野菜が、どのくらいの高かさに合わせる。
 ブロッコリーなら、60cm。
 小松菜なら30cm。

 

◎幅

・畝の幅に合わせる。

 

◎太さ

・トンネル支柱の場合、高さと幅によってある程度決まっていました。
 雪がよく降る地域かどうかで、分けると良いと思います。
 5.5mmの太さだと、雪でつぶれたという記事もありました。

 

 

 

トンネル支柱は、商品に高さ・長さ・幅・太さが書かれておりました。
支柱の長さから、幅について算出するのは困難です。
商品の規格を参考にするのが良いと思います。

 

※↓こんな感じで販売されていました。

セキスイ トンネル支柱 3型 口径11mm×高さ80cmx幅90cm×長さ210cm

 

 

FRP支柱選びは、トンネル支柱を参考に!

長さと太さのみ、FRP支柱の場合は書かれています。
トンネル支柱の長さを、購入の際に参考にしました。

 

長さが同じなら、結果として高さ・幅も同じになると考えたからです。
実際に長さ210cmの購入しました。
設置したところ、高さ80cm、幅90cmと同じ物として使用できました。

 

※↓こんな感じで販売されていました。
ダンポールK  #5.5×2.1m

 

長さ3mなら、5本を用意!

長さ3mの記事を参考にしたところ、5本用意していました。
5本で設置したところ、ちょうどよく設置することが出来ました。
私の畝の長さは、実際には2m30cmです。

 

長さ3mに対して5本でちょうど良いと、設置した感覚としては思いました。
長さ75cmの倍数+1本で、必要本数が出せる計算になりました。
具体的には、

 

75cm=2本。
150cm=3本。
225cm=4本。

 

となります。
そうした場合、私の畝は4本でも足りたのかなと思います。

 

③寒冷紗(かんれいしゃ)押さえ編

等寒冷紗(かんれいしゃ)の押さえには、Uピンを使用!

寒冷紗(かんれいしゃ)は、押さえを設置する必要があります。
風で飛ばされないよう、虫が入らないようにするためです。
Uピンを、今回私は使用しました。
正式名称は、プラ板・シート押さえ10セットになります。

 

 

1袋の購入で、U型ピンが10個、目印になるプラ版が10個入っています。
5本の支柱で、10個(1袋)使用しました。
長さ3mの畝で、10個(1袋)使用が目安になります。

 

プラ版の目印付なので、初心者にはとても使いやすいと思います。
注意点として、コメリさんで購入だと近隣のお店での受け取りになることです。
最初に購入した時は、家までの配送サービスがありましたが。。
※10.10.18時点

 

また、店舗での受け取りですと配送料が無料になります。
お近くに店舗がある方は、お店受け取りも良いと思います!
コメリ店舗一覧!

 

ホームセンターで、グリップ式のシート押さえを購入!

グリップ式のシート押さえを、2つ目の寒冷紗(かんれいしゃ)設置の際は購入しました。
Uピンはとても使い勝手が良く、見た目もかっこ良かったのですが、近隣のお店が無く断念致しました。
グリップ式のシート押さえは、近くのホームセンターの島忠で購入しました。

 

プラスチック製で、Uピンに比べると丈夫さはやや足りない感じはします。
寒冷紗(かんれいしゃ)を押さえるには、問題なく設置出来ました。
差し込み口が大きく、寒冷紗に挿す際に穴が少し大きくなるのは気になりました。

 

強風で飛ばされたなどは、現時点ではありません。
今後の経過で、丈夫さに対して両方の違いを比較したいと思います!

 

台風の後に検証!Uピンの方がおすすめだ!

2018.9.30の大型台風の後の状況です。
結果としては、どちらも寒冷紗を飛ばさず押さえ効果を発揮しました!
しかし、グリップ式のシート押さえの方は、変形しているのが1個発見されました。

長く活用することを考えた場合は、U型ピンの方が良いと現時点では感じます。
また、洗濯バサミで寒冷紗を固定している方もいましたが、全て風で飛ばされておりました。
こちらの情報も是非ご参考にして下さい!

 

今回の気づき

家庭菜園は、限られた時間のなかでやりくりをします。
時間との勝負になるので、重要な物から選んでいく必要があります。
今回の寒冷紗(かんれいしゃ)準備での以下の気づき・感じた事・反省点がありました。

 

・少し値段が高くても、長く使える方がお得だ!

・保管スペースの事も考える!

・専用用途か、多機能用途かを確認しておく。
家庭菜園なら、使い回し出来る多機能用途の方が良いと感じる。

・ 買う前に、明確な目的・使用用途を明確にしておく。
 商品をみてから購入~だと、商品の宣伝(売り手の目的)に流されてしまう。

 

ビジネスの発注や、買い物でも同じ事が言えることだと思います。
この記事を読んで下さった方にも、お役に立てれば幸いです!

 

今回、寒冷紗(かんれいしゃ)の設置と反省の際に、野菜の庭部さんの記事がとても参考になりました。
私の記事は、実際に設置してみての気づきと、野菜の庭部さんが書かれた事を自分なりにまとめています。

 

アイテム選びのコツや、設置の仕方が写真付でとても丁寧に記載されています。
これから、農薬を使わない虫よけ対策として、寒冷紗(かんれいしゃ)の準備や設置を考えている方は是非読んでみて下さい!

 

 家庭菜園初心者も簡単!寒冷紗の使い方から設置の仕方を詳しく解説

 

最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。